時代によって様々な流行があるスカート丈。
1960年代にミニスカートブームがきたと思ったら、1980年代にはスケバンの登場でロングスカートが人気となり、1990年代になるとその反動でまたミニスカートブームがくるなど、スカート丈は流行に左右されながらその都度変化してきました。
事務服も例外ではなく、かつての大人気テレビドラマ「ショムニ」が時代を席巻していた20年前のスカート丈は短めのタイトスカートが主流だったように思いますが、最近はというと、一般アパレルのロングスカートブームを受けてか膝下まである長め丈のスカートが増えてきています。同じ9号のスカートでも短め丈と長め丈では、10㎝以上丈の長さが違うことも!
事務服は、デザインや機能性だけでなく、スカート丈にも注目し、着用者や企業のイメージに合うものを選ぶことが重要です。
肌の露出を抑え、体型カバーに優れる長め丈スカートですが、標準丈より動きにくさを感じることもあるため、職種によってはデメリットとなるかもしれません。長め丈スカートのメリット・デメリットを把握し、働く職場環境に適しているかチェックしてみましょう。
・肌の露出が抑えられ、上品な印象を与えられる
・体型カバー力が高く、着痩せする
・短め丈に比べて暖かい
・椅子に座ったとき、スカートの裾が気にならない
・幅広い年齢層に合う
・足さばきが悪い(階段が上がりにくいなど)
・何かに引っ掛けたりしやすい
・フレアスカートなど、種類によっては強風の時めくれてしまう
・しゃがんだ時、裾が地面についたりして汚れる可能性がある
・身長が低い人は特に野暮ったく見える場合もある
長め丈スカートは、足さばきという面では短め丈のスカートに劣ってしまうかもしれません。事務職でも動きの多い職種の方は、短め丈のスカートをおすすめします。
逆に、デスクワーク中心の事務さんであれば、長め丈スカートはメリットが豊富で好都合なアイテムと言えるでしょう。また、上品でフォーマルな印象が必要とされる受付の方などにも適しています。
ただし、小柄なタイプはアンバランスに見えてしまうこともあるため、注意が必要です。バランスが悪いなと感じたときは、足元を見直し、ペタンコ靴をヒールのあるパンプスに変えてみるなど、バランスが良くなるように調整してみましょう。
年齢にも職種にも左右されず、すべての女性が美しく着こなせるように考え抜かれたというこちらのシリーズ。9号のスカート丈は61㎝と、背の高い女性でも膝が隠れるほど長めの丈です。
実際に身長163㎝(+3センチヒール)のレゼンスタイル編集部員が着用してみた様子がこちら!
フレアスカートが女性の気になる部分をふわりと包み込み、着痩せ効果抜群!また、椅子に座っても、スカートの裾が上がりすぎないため安心ですよね。
事務服のスカート丈は一般的に53㎝~55㎝が多いですが、それより少し長めにすることでシルエットにも落ち着きが出て、着用する側にも安心感が生まれることが分かりました。
事務服の導入やモデルチェンジでお悩みの方は、長め丈スカートもぜひ検討してみてくださいね。
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