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Beauty2020.01.09 UP

元祖・事務服!?竹久夢二美術館で女性の「袴姿」をたどる


東京都文京区にある竹久夢二美術館で、企画展「はいからモダン袴スタイル展―『女袴』の近代、そして現代」が2020年1月7日(火)~3月29日(日)まで開催されます。

袴といえばお嬢様

袴(はかま)といえば大学や専門学校の卒業式の定番スタイルとして、女性なら一度は着てみたい和装の一つ。お嬢様っぽいスタイルとして今でも「女性の袴=女学生=乙女」という印象がありますが、実は袴の発祥は宮中の装束からきています。

その後、明治から昭和初期にかけて女学生の通学服として時代を象徴する服装になりましたが、女性の袴姿が認められるまでには紆余曲折ありました。

卒業式の定番スタイルから仕事服へ

また、袴は女学生だけではなくむしろより長く「働く女性」の装いでもありました。明治5年に開業した富岡製糸場の工女が袴姿であったことは有名ですが、女学生の袴姿が一般的でなくなった戦後も袴を履く教師がいたり、当時女性の仕事として人気のあった電話交換手も袴姿ということから、袴は事務服の祖先ともいえるのかもしれません。

そんな袴の歴史を一気見!

「はいからモダン袴スタイル展―『女袴』の近代、そして現代」展では、大正ロマンを代表する画家として人気の竹久夢二による「袴姿」の挿絵を中心に、当時の雑誌や写真、さらに袴の実物もまじえて展示します。

女性の仕事服は袴から事務服へ


宝塚、「はいからさんが通る」、「ちはやふる」もみーんな袴!

さらに本展では、袴といえば!の宝塚の「緑の袴」の展示や、女学生の袴のイメージを定着させた「はいからさんが通る」、競技百人一首の世界を青春たっぷりに描いた漫画「ちはやふる」の複製原画も展示します。

(左)袴姿の先生と洋服の少女 竹久夢二 (右)跡見女学校など、実在の学校ごとの装いを描いたコマ絵 竹久夢二


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「はいからモダン袴スタイル展―『女袴』の近代、そして現代」展
会場:竹久夢二美術館 東京都文京区弥生2-4-2
会期:2020年1月7日(火)~3月29日(日)
開館時間:午前10時~午後5時
入館料:一般900円、大・高生800円、中・小生400円
ホームページ:http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

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