こんにちは。ファッションコンサルタントのバッキーです。
コロナウイルスの影響で、外出自粛が続く中、お家で過ごす時間が長くなると、どうしても、気分がふさぎ込んでしまいますよね。
そして、毎日、パソコンやスマホとにらめっこ・・・という方も多いのではないでしょうか?
でも、実は、色を上手に使うと、脳疲労を軽減したり、気分が明るくなったりするんです。あまり知られていませんが、「色」は人間が健康に生活する上で必要不可欠なものなんですね。
お仕事の時、私たちは「左脳」を使うことが多いですね。左脳は言語、計算、分析をする役割。対して「右脳」は音楽、色彩、図形、空間感覚、直感を刺激してくれます。
仕事中、目に入るところに花を飾ったり、音楽を聴きながら作業したりすることで、左脳と右脳のバランスが良くなり、ストレスが軽減しやすいと言われています。
実は人間は、「皮膚呼吸するように色を体で感じる」と言われています。色を見ることで神経を刺激もしますが、見えない領域では、「色」は私たちに様々な恩恵をもたらしてくれているんです。
「赤」や「オレンジ」の洋服を着てみましょう。コタツの光は「赤い」ですね?あれは「赤外線」です。つまり、赤色の波動は「体を温めたり、血行を良くする効果」が期待できます。赤の広く知られている効果では、「交感神経」を刺激して、食欲、元気を増進してくれます。中華料理のテーブル、赤ちょうちんなど、食べ物屋さんは、赤やオレンジを使っているところが多いですね。元気を与えるアンパンマンの服も赤いですね。
「ブルー」のテーブルクロスや、ランチョンマットに変えてみましょう。お皿をブルーにするのも効果的です。ブルーといっても緑っぽいブルーではなく、本当に人工的なブルーがオススメです。
ブルーは、オフィスや制服にもよく使われている色ですが、「沈静」の効果があります。副交感神経に作用して、血圧や脈拍、呼吸数を減少させるため、精神的に落ち着く効果があります。
「黄色」がオススメです。黄色は消化器系や腸の働きを増進してくれます。トイレの中を「黄色」や「オレンジ」で統一してみてください。そして、腸は「幸せホルモン」の「セロトニン」のメイン工場と言われています。黄色いトイレグッズでスッキリ快腸!本当に大変な時期だからこそ、消化器系を整えて、幸せホルモンを出していきたいですね♪
さて、では、ユニフォームを選ぶ時は、どんな観点で選べば良いでしょうか?
今日はユニフォームの三大カラー「紺」「黒」「グレー」について、それぞれの役割と効果をご説明します。
ユニフォームに多い「紺」ですが、これは、日本人が何百年も昔から愛してきた「藍染」がルーツにあります。きらびやかな貴族たちのための色ではなく、「庶民の色」なのです。
私たち日本人は遺伝子的に「藍(深いブルー)」に対して、安心感を感じます。つまり、着るだけで自然と「信頼できる人だな」「安心感のある会社だな」という印象を感じさせてくれますし、着ている私たちも、「藍」を着ると落ち着いて仕事に励むことができます。
着る人も見る人にも好印象を与えるオススメの色です。
「黒」はいい意味でも悪い意味でも「存在そのものの強さ」を表現します。つまり、黒をみると人はポジティブな側面とネガティブな側面、両方を感じます。ポジティブは、自信、重厚感、知的さですが、ネガティブとは「暗黒」のイメージ。支配性・攻撃性・威圧感を感じさせることもあるので、注意が必要な色でもあります。
そして、意外とファンデーション汚れも目立ちやすいのが黒。かっこいい、スマートな色なだけに、手入れも大切な色です。
白黒はっきりしないことを「グレーゾーン」と言いますね。グレーを見て、興奮したり、元気になる人はいない。つまり、エネルギーを低下させるのですが、よく言えば、自分の中にある思いこみにこだわることなく、中庸になり、人に対して柔らかく接することができるようになる色です。つまり、大勢の人が働く職場や、計画的に素早く仕事をしていく職場に向いています。
我々にモノの色が見えるのは、それを照らしている光があって、その光がモノによって反射され、その光が眼に入ってきているからなのです。
光=「夜が明けると当然のように降り注ぐもの」ですが、私たちに様々な恩恵を与えてくれているんですね。
光がないと色は見えない。色がない世界で、私たちは健康的に生きることはできないでしょう。まさに、光は、私達人間にとってめちゃくちゃ大事なものなんですね。
光、空気、色の波動。「目に見えないものへの感謝」は、「目に見えるもの」にはない世界の不思議さや温かさを感じさせてくれると思います。
「目に見えないウイルス」のことで、今はとても不安で、闇に包まれているような気持ちになっている方もいるかもしれません。しかし、今だからこそ、光=「見えないもの」が私達人間を生かしてくれていることに気づき、その恩恵を感じて感謝すること。きっと、そんなタイミングなんだと思います。
バッキーにしては真面目な記事になりました。
皆様がこれからも、健康的で元気なオフィスライフを送っていただくことを心から応援しています。