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Ambassador2020.05.27 UP

【大竹沙紀】心がブレたときに


みなさんこんにちは。レゼンスタイルの働く女性応援アンバサダー、会いに行くヨガ講師の大竹沙紀です。

コロナ禍によって新しい生活様式という言葉を耳にし、社会生活が変化を迎えている今、私たちも柔軟に対応していくことが求められています。
しかしその一方で、「セルフロックダウン」というワードに代表されるように、こういう時だからこそ自分の考えをしっかり持ち、自分軸を大切にして行動することも必要なのではないでしょうか?
ただ、自分軸を保つというのはとても難しいことです。対外的な影響によって心は迷い、ブレたりするものです。

今回は、自分の意に反して「心がブレてるな」と感じた時、自分軸を見失わないために効果的なことを、ヨガの観点からお話していきたいと思います。


心のブレとはなにか?


嫌な言葉、ネガティブな言葉、汚い言葉・・・
耳にして心地良いと思える人がいるでしょうか。

私はそう思えないことが多々あるので、思える人がいたとしたらメンタルのとても強い方だと尊敬の意を表します。

音も同じことが言えましょう。

騒がしいところや雑音が多い場所、私は少なからず得意な「音」ではありません。
耳から入る言葉や音ですが、何故に心地良くないのかなと思ったときに脳が関係します。
私たち人間は外から得た感覚を瞬時に脳で判断します。
過去の蓄積されたデータをもとに、心地良い言葉だな、心地良くない言葉だなと分けます。
心地良い言葉だけを耳にして生きられたらこれ以上のことはありませんが、そうはいかないのが人間世界です。

私は心地良くない言葉を耳にしたとき、なんとなあく嫌な気持ちになります。
心がブレてるなあと思ったりします。

不思議だと思いませんか?
「言葉」には良いも悪いも存在しないのですが、心がブレる。
要はそのブレって自分自身がつくりあげた「幻想」に過ぎないのではないかと思うのです。

なんとなあく
そのような感じがする

幻想があるからこそ面白味がきっとあるのでしょうけど、心がブレることはいささかストレスに感じます。
幻想を抱きながら現実を直視することが、良いバランスで日々を過ごすコツかもしれません。


「瞑想」がもたらす効果


私は心がブレているなと感じたときには「今」という現実を感じられる行いをします。

例えば、夜の瞑想です。
「瞑想」と聞くと堅苦しいような難しいようなイメージがあるかもしれません。

瞑想とは自分の呼吸に耳を、そして心を傾けることです。
ヨガマットの上でも椅子に座りながらでもベッドの上でも、私はどこでも場所は良いと思います。
ゆっくりと吸ってゆっくりと吐く。静かに繰り返していきます。
何か感じられたら良いですし、何も感じられなくても良いと思います。

大切なことって、今という現実を感じて受け容れる。そして「瞑想」という行いをした事実です。
着実に前に進んでいる証です。
行い、行動によって取り巻くエネルギーはきっと上向きになっているはずです。
よりよく変化しているはずです。

今すぐできることからはじめましょう。


3つの「調」で1分瞑想法


瞑想が初心者の方でも気軽にはじめられる「1分瞑想法」をご紹介いたします。

服装は体を締め付けない楽なものがオススメです。
できるだけ静かな1人の空間で行うとより良い効果が期待できるでしょう。
音楽もご自身の好みに合わせて選択しましょう。しかし、歌詞の主張が強い音楽だと気を取られる可能性があるので音楽のみに耳を傾けられるものが良いです。

自由に瞑想スタイルをつくっていきましょう。

ポイント
①調身:姿勢を整える
胡座でも正座でも楽な姿勢で座ります。背筋をぴんと伸ばし、両手は膝の上に乗せます。手の平は表でも裏でもどちらでも良いです。目は閉じ頭に力が入らないようにしましょう。

②調息:呼吸を整える
鼻から吸い、鼻から吐く腹式呼吸で行います。

③調心:心を整える
「今ここ」に意識を向け、自分の呼吸だけに意識を集中させます。

ポイントを踏まえたうえで1分間のアラームをセットし実践にうつります。

初めのうちは、瞑想の1分間のなかで様々なことが頭に浮かんでは消えることもあるでしょう。
集中できないこともあるでしょう。それが雑念というものです。

現実をしっかりと受け容れながらまた呼吸に集中します。
焦らずに自分の心と向き合うことが大切です。

心のコンディションを整える「瞑想」、1分間で簡単にできるのでみなさんもぜひお試しください。

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