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Ambassador2020.07.15 UP

【大竹沙紀】「ニューノーマルの時代」の人間関係で大切なこと


みなさんこんにちは。レゼンスタイルの働く女性応援アンバサダー、会いに行くヨガ講師の大竹沙紀です。

『ニューノーマルの時代』
最近この言葉をよく耳にします。

リーマンショック以降に「元の姿には戻れない」という意味で使われ始めたそうですが、コロナウイルスと共存しなくてはいけない現代では新たな常識や新たな形、変化が避けられないといった意味で使われています。

私自身も、対面レッスンからオンラインへレッスンへ転換するなど新しい形でお仕事をさせて頂いている中で、日々変化する物事への対応力や適応力が求められているような気がします。


ニューノーマルの時代の人間関係で大切なこと


日々の生活や仕事だけでなく、人間関係に於いても変化を感じる方も少なくはないはずです。
会いたい人に思うように会うことができないからこそ、考えさせられることが沢山あります。

限られるから、大切な人をより大切にしたい。
大切な人とは私にとって何か。
ニューノーマルの時代の人との関わり方とは――――――。


私は、これからの時代特に「物事を多角的に捉えられる力」が必要になるのではないかと感じています。

私たちは気づかぬうちに絶対的なものを求めたり、主観だけに頼って白黒つけてしまうことってありますよね。あの人は良い人・悪い人、仕事ができる人・できない人、間違っている・間違っていない・・・。
この二分思考の見方では、人は判断を誤ってしまいます。
本来見るべき奥底にある人間性が雲に隠れてしまう。


20代前半の頃に働いていた会社で、私が書き間違いなどのミスをするとひどく強い口調で叱る上司がいました。どうしてここまできつく当たられないといけないのか、けちょんけちょんに言われないといけないのかといつも思っていました。
そんな態度をとらなくても、もっと優しく叱ってくれても良いじゃないのと都合良く考えてみたり。
いつしか私にとってその上司は嫌いな人になり、徐々に距離を自然とつくり関わらないようにしていました。

見かねた先輩が私に、
「あの人はね、言い方がきついから嫌われてしまう人だけど決して悪い人ではないんだよ。誰よりも会社に早く来て他の人が目が届かないような場所を毎日掃除しているの。細やかで大きなミスが起こらないようにリスク回避を徹底している人だと思うよ。」と言葉をかけてくれました。

その瞬間に、いかに私は浅はかな表面的な考えでしか捉えられていなかったのだろうと反省しました。自分の都合が良いように「嫌いな人」と判断してしまい、本来見るべき人間性を見ることができませんでした。



暮らしのなかで他人に対して多くの疑問があり問題がありますが、決して二分思考で判断をしてしまうと良い結果を招きません。より良い人間関係を築くためには、様々な視点から多角的にその人を見ようとすることが大切です。

これからの時代、テレワークや在宅勤務などが進むことで、周りの人と直接会って話す機会も少なくなっていくことでしょう。そうなると今までよりもっとコミュニケーションが難しくなり、相手の人柄も断片的にしか見えないということがあるかもしれません。
そんな時こそ、多角的に相手を見て、理解する力が必要になっていくのではないかと思うのです。


白黒つけずにグレーでもOK


毎日過ごしていると、落ち込んだり、イラッとしたり、嫌な気持ちになることもありますよね。
でも、そんな時には、

「ま、いっか。」
「こういうこともあるか。」

と気持ちを割り切ることも大切です。
白黒はっきりつけずに、グレーにしておく。
良い加減を見つけて妥協する。

この感覚は悪いことでは決してありません。
曖昧さをうまく持ちあわせることでじっくりと冷静になれるし、イライラや不安な気持ちをリセットすることもできるのです。

ぜひみなさんにも「まあ、いっか。」この一言で気持ちを切り替えて、ポジティブでいることを忘れないで欲しいと思います。


ニューノーマルの時代、私たちを取り巻く環境は必然的に変わっていくことでしょう。
そして、新しい時代にあわせて、私たちの考え方も変えていかなければなりません。

これからは変化のとき。
多角的な視野と良い加減のマインドをもって、柔軟に対応していきましょう。

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