働く女性の程よいゆるさと、辛辣さ、そしてみんな大好きな「バカリズム」という組み合わせがたまらない「架空OL日記」が2020年2月28日に劇場版として映画化されることが決まりました。
メインビジュアルの公開と予告編からレゼンスタイル編集部なりのチェックポイントをご紹介します!!
バカリズムが架空のOLになりきって女性の日常を綴ったブログを書籍化したのが初代「架空OL日記」(著:バカリズム 発行:小学館文庫 全2巻(2013年))。
こんなにも女性の心が分かる男がいたのかと、スゴイを通り越して怖い……という評価を得たバカリズムの評価はいわずもがな。
その後2017年にはバカリズムが脚本から構成、そして主演も務める形で連続ドラマ「架空OL日記」として深夜枠で放送され、優れた脚本家に与えられる向田邦子賞を受賞してしまうというミラクルを起こしました。
そんな「架空OL日記」が2020年いよいよ劇場版として戻ってきます。
STORY
憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。眠気に耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。公式サイトはこちら
ストーリーはさておき、レゼンスタイルとしてやはりそのブルーのシャツが眩しい事務服に注目したいと思います。
「信頼感」「清潔感」「爽やかさ」などをイメージさせるブルー系で統一されたスタイルはまさにTHE・銀行事務服です。それを引き立てているのが普通よりちょっと濃いめのブルーのシャツ。いや、ここはあえてサックスブルーというのがおしゃれでしょう。直接肌に触れるものだからこそ、2枚支給なのか、3枚支給なのか、はたまた太っ腹な4枚支給かで銀行側の女性社員への配慮を感じたいマニアックなレゼンスタイルの目線が光ります。
そんなサックスカラーのシャツを包むのが上下同素材のベスト&スカート。ポイントはちょっとダサ目の美しさ。一般的に事務服のモデルチェンジサイクルは3~5年と言われていて、3年を過ぎると「痛んできたなぁ」と感じます。といっても、ほとんど毎日着て3年持つのですから制服は脅威の耐久性ですね。
それを前提に多くの事務服を見てきたレゼンスタイルから言わせてもらえば、この事務服……10年はモデルチェンジしていないな!と決めつけさせてもらいます。
ベストのカッティングがちょい古め。いやレトロ? 「もっとスタイル良く見えるベストあるよーー!!」と教えてあげたくなっちゃいます。
また、スカートの形はあえて触れませんが、最近ではパンツスタイルを選べる銀行も増えているため、5人いたら一人くらいはパンツスタイルを選ぶ人がいてもいいでしょうと突っ込みたくなる気持ちを抑えつつ、胸元のアクセサリーに移ります。
公式サイトの予告動画0:05を見ていただくと分かる通り、アクセサリーのスカーフは首の中央でリボンのように下げながらも、アスコットタイ風にベストの胸元に仕舞うことで落ち着いた印象を与える結び方をしています。レゼンスタイル編集部が見立てるに、このスカーフは他にもさまざまな結び方ができるタイプのものだと思いますが、CAのようにそれぞれが自由に結んでいいという規則はないようです。さすが銀行!お堅い!!
さらに細かい仕様については、映画の公開を待って改めてご紹介いたしますので楽しみにお待ちください!
「架空OL日記」
公開:2020年2月28日(金) 全国ロードショー
バカリズム 夏帆 臼田あさ美 佐藤玲 山田真歩
三浦透子 / シム・ウンギョン / 石橋菜津美 志田未来 / 坂井真紀
原作:バカリズム「架空OL日記」(小学館文庫)
監督:住田 崇
脚本:バカリズム
主題歌:吉澤嘉代子「月曜日戦争」
オープニング曲:TOWA TEI「Love Forever」
配給:ポニーキャニオン/読売テレビ
ⓒ2020「架空OL日記」製作委員会
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