結婚しても出産しても仕事を続けるのはもはや一般常識。さらに一度職場を離れた人も復帰しやすい制度や高齢になっても働ける環境もどんどん増えています。しかしその一方で、「早く結婚して専業主婦になりたい」「ミニマムに生きて早期退職」などという声も周りで結構聞いたりしませんか?
厚生労働省が昭和28年から発表している、働く女性に関する調査「働く女性の実情」からリアルな数値をご紹介します。
平成30年の女性の労働力人口は3,014万人。これは前年に比べ77万人増加しています。
しかし、3,014万人?77万人?と言われてもいまいちピンときませんよね。
参考までにですが、2018年の東京ディズニーリゾートの集客数が3,255万人、元AKB48の板野友美さんのインスタグラムのフォロワー数が先月70万人を突破したらしいです。ごちゃごちゃ感が増したかもしれませんが、要は6年連続で働く女性が増加しており、レゼンスタイルの存在意義もうなぎのぼりというとこでしょうか。
ちなみに男性は33万人増加の3,817万人という調査結果です。
さらに女性の働き方を産業別に見ると、もっとも多いのが「医療・福祉」で617万人。続いて「卸売業・小売業」が518万人となっています。いらない情報かもしれませんが、600万人とは今年で18年目を迎える東方神起のコンサート通算動員数(2019年8月の大阪公演時)、500万人はオリンピックの競技種目でもあるクレー射撃の競技人口です。
大丈夫だとは思いますが、「医療福祉で働く女性≠東方神起ファン」なので気を付けてくださいね。
職業別では「事務従事者」が767万人で、女性の雇用者総数にしめる割合の28.7%と最も多く、次いで「サービス職業従事者」が519万人で19.4%となっています。事務従事者の事務服着用率を高めていくことがレゼンスタイルの使命でもあります。
労働時間で見ると、女性常用労働者は平均で月に123.4時間働いています。このうち、所定外労働時間(残業)は5.8時間。女性に人気の資格「ネイリスト検定」の1級に合格するのに目安となる勉強時間が120~150時間と言われているので、これから資格取得を目指す方は、ひと月フルタイムで働いたつもりで勉強するといいかもしれません。
産業別に見た労働時間数では、「情報通信業」が144.0時間とトップ。情報通信業とは、以下のような職業になりますので、当てはまる方は働きすぎに気を付けましょう。
電気通信業、民間放送業、有線放送業、ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業、インターネット付随サービス業、映像情報制作・配給業、音声情報制作業、新聞業、出版業、広告制作業、映像・音声・文字情報制作に付帯するサービス業、テレビジョン・ラジオ番組製作業。
参考:平成30年版働く女性の実情(令和元年6月24日公表)
今回ご紹介したのは、調査結果のほんの一部です。「働く女性の実情」は厚生労働省のホームページから閲覧できるので、ぜひご覧ください。
平成30年版 働く女性の実情
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/18.html
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