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Health2020.03.11 UP

【3月11日特集】防災と女性の足元について考える


東日本大震災が起こってから今日で丸9年。
その後も各地で地震や水害などの天災が頻繁に起きています。

「もし仕事中に大規模な地震が起こったら…?」

仕事に家庭に忙しい毎日を送るレゼンスタイルの読者のみなさんも少しだけ手を止めて考えてみましょう。「普段から備えはばっちりよ!」という方も、見直してみると新たな発見があるかもしれません。
今回は、東京都が発行する女性視点の防災ブック「東京くらし防災」を参考に、働く女性に必要な“いざというときの備え”を紹介したいと思います。

1.「もし今ここで地震が起きたら…」と想像してみる

防災意識を高めるためには、「危険をシミュレーション」することが大切。いつものオフィスや外出先にも必ず危険が潜んでいるはずです。
ということでレゼンスタイル編集部員Nが下記チェックポイントを参考に、周りにある危険をシミュレーションしてみました!

①転倒・落下物
②身を守る場所
③避難ルート

屋内

オフィスの場合は、ロッカーやキャビネットで道がふさがれたり、天井の照明が落ちてくる等の危険が想像できます。また、窓が割れてガラスが飛び散る、コピー機やキャスターの付いたものが思いもよらない方向へ突撃する可能性も!
普段から丈夫な机の下など、身の安全が確保できる場所を考えておくことが大切です。
さらに、非常口やドア・窓など、避難ルートの確認も必須です。エレベーターはたとえ動いていても乗らずに、階段を使って避難するようにしましょう。

こんなに大きいロッカーが倒れてきたら危ないです…
発災時のエレベーター、ダメ、絶対


屋外

通勤や外出などで屋外にいる場合は、看板が落ちてきたり、ブロック塀や自動販売機が倒れたりする危険性があります。 倒れたり落ちてきたりするものがないか確認して、身のまわりの安全を確保しましょう。また古いビルや木造家屋は倒壊する可能性もあるので離れてください。


2.身近なもので備える安心アイテム

身のまわりの安全が確認できたら、「帰宅できるかどうか」も考えなくてはいけません。

発災時に交通機関が止まってしまった場合、むやみに移動しないことが基本ですが、状況次第では歩いて帰るという選択肢もあります。会社と自宅の距離が近い人は、何もない日に一度『歩いて帰る』をシミュレーションするといざという時役に立ちます。
ちなみにレゼンスタイル編集部員Nは会社から自宅まで数10㎞、徒歩だと5時間以上かかることが判明しました。おとなしく会社に滞在することにします。。。

また、徒歩で帰宅する場合は長時間歩くことも想定されるためスカートやパンプスだと移動しにくいかもしれません。会社に安全用品の備蓄はあっても、足元は盲点になりがち。会社にスニーカーや靴下、動きやすいパンツを置いておくと安心です。楽だからという理由でスニーカー出勤している女子ーズも今日からは「防災のため」という大義名分を掲げ、あえてだということをアピールしていきましょう。

地震に限らず様々な災害時に活躍します

他にも、女性が必要となるアイテムをまとめた『非常用ポーチ』を携帯するのもおすすめです。外出が少ない女性であれば会社のロッカーや引き出しに入れてもいいかもしれませんね。

非常用ポーチの中身の例


3.安否確認

発災時は通話が集中し、電話がつながりにくくなることがあります。
大切な人の安否を確認するために、SNSやショートメッセージ・災害用伝言ダイヤル(WEB版あり)など日ごろから家族や友人間で安否確認方法を共有し合い、使い方をマスターしておきましょう。

災害用伝言ダイヤル(171)、災害用伝言板(WEB)の使い方

※ 災害発生に備えて利用方法を事前に覚えたい、という方は体験利用がおすすめです。 災害用伝言ダイヤルは体験できる日程が決まっていますので詳しくは こちらをご確認ください。


他にも、東京都が発行する女性視点の防災ブック「東京くらし防災」にはとっても勉強になる防災情報が満載ですのでみなさんぜひチェックしてみてくださいね。

参考:東京都が発行する女性視点の防災ブック「東京くらし防災」
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1005427/index.html

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